町おこしの商標登録


    町おこし



    近年、町おこしや地域おこしが盛んとなっており、 地方公共団体や農協、商店街などが様々な商標を登録するようになりました。

    その一例として最も有名なのが、 熊本県のキャラクター「くまモン」です。この「くまモン」は熊本県により商標登録されています。「くまモン」は国内のみならず、海外においても人気を博しているようです。

    その他にも熊本県は、このような商標登録(第5573359号)や、

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    このような商標登録(第5476414号)を行っており、

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    県を挙げて、県の特産品をPRしています。


    地域団体商標



    地域団体商標とは、地域の産品等について事業者の信用の維持を図り、地域ブランドの保護による我が国の産業競争力の強化と地域経済の活性化を目的として、通常よりも、登録要件の緩和して登録を認めるという商標です。

    例えば「和歌山ラーメン」などといった「地名」と「商品の普通名称」は、通常3条1項3号の規定により記述的商標であるとして登録を受けることができません。全国的に有名になっていれば、3条2項の適用を受けて登録が認められることはありますが、全国的に有名になるには相当の営業努力が必要となります。

    そこで法律は、一定条件下で、全国的に有名にならずとも隣接都道府県に及ぶ程度の周知性を有している商標については登録を認めることにしました。

    ① 主体要件

    事業協同組合その他の特別の法律により設立された組合(法人格を有しないものを除き、当該特別の法律において、正当な理由がないのに、構成員たる資格を有する者の加入を拒み、又はその加入につき現在の構成員が加入の際に付されたよりも困難な条件を付してはならない旨の定めのあるものに限る。)又はこれに相当する外国の法人

    ② 客体要件

    1号 地域の名称及び自己又はその構成員の業務に係る商品又は役務の普通名称を普通に用いられる方法で表示する文字のみからなる商標

    2号 地域の名称及び自己又はその構成員の業務に係る商品又は役務を表示するものとして慣用されている名称を普通に用いられる方法で表示する文字のみからなる商標

    3号 地域の名称及び自己若しくはその構成員の業務に係る商品若しくは役務の普通名称又はこれらを表示するものとして慣用されている名称を普通に用いられる方法で表示する文字並びに商品の産地又は役務の提供の場所を表示する際に付される文字として慣用されている文字であつて、普通に用いられる方法で表示するもののみからなる商標


    地域団体商標の登録について詳しく解説しているサイトはたくさんありますので、
    参考にしてください。登録例なども紹介されています。